計測するものは改善される ダイエットのキモ(@東京 影山勝巳 ストレングス経営)
ダイエットを始めるとき、最初にやる事は、今の体重を計ることです。
それから毎日、体重計に乗ってダイエットの成果を確かめることになります。
1日に何回も体重計に乗っているとわかりますが、1日の間に1キロ前後増えたり減ったりする時もあります。
食事をしたり、水を飲んだりするだけでも、それだけのものが体内に入るわけですから、増えるのも当たり前です。
汗やおしっこやウンコなどで体外に排出されると、今度は減ります。
これらはダイエットをするしないにかかわらず、私たちの体の中で普通に起こっていることです。
昨日は何百グラム減った、今日は何百グラム増えた、といって一喜一憂するのはあまり意味がありません。
大切なのは、トレンド、つまり体重の変化の「傾向」を見ることです。
順調に体重が減る方向に進んでいるのか、あるいは減らずに停滞する傾向にあるのか、それを知ることが大事なのです。
それには、グラフ化することをおすすめします。
最近では、PCの表計算ソフトで簡単にグラフが作れますが、私のオススメは手で書くことです。その方が印象に残りやすいからです。
グラフが右下りになれば、この調子、この調子、明日も頑張るぞ、という気持ちになります。
グラフが水平になれば、停滞しているな、ここが頑張りどころだな、という気持ちになります。
グラフが右上りになれば、これはまずい、今日から気を引き締めなければ、となるわけです。
もう一つ、体重をきちんと記録していくメリットがあります。
それは、とんでもない大崩れを防ぐ、ということです。
毎朝起きてすぐにトイレに行き、その後に体重を計っていたとします。
今日は、昨日よりも1キロ以上増えていました。
なぜ増えたのか。
その原因についてあなたは考えると思います。
前の日の夜に、つきあいで飲み食いしてしまったせいかなあ?
前の日のお昼に食べた、ラーメンの大盛りがいけなかったのかなあ?
よし、今日の飲み会ではアルコールは控えよう。
よし、今日のランチは、コンビニで野菜サラダとハーブチキンだけにしよう。
このように、数値を見ることによって、自らが自動的に修正しようとします。
大崩れしないのです。
計測するものは改善される。
私の友人で起業家として大成功している鈴木しゅんさんが、このような格言を教えてくれました。
まさにその通りだと思います。
数字を見て自分を振り返る習慣をぜひつけましょう。
投稿日: 2018年8月24日KKC